東京オリンピック出場を決めた重量挙げ女子49キロ級代表、三宅宏実(みやけひろみ)選手。
女子48キロ級、53キロ級の日本記録保持者です。
女子で夏季5大会連続出場の快挙は、柔道の田村亮子さん以来2人目。
これが人生最後のオリンピックと決めている三宅宏実選手にとって、東京オリンピック出場には特別な思い入れがあるはず。
そんな三宅宏実選手に彼はいるのか、どんな家族と経歴を持っているのか、気になりますよね。
そこで今回は、「三宅宏実に彼はいるの?結婚しているの?家族、出身校と経歴も調査!」と題し、三宅宏実選手の人物に迫ります!
この記事では
・三宅宏実選手の家族は?
・三宅宏実選手の経歴は?
このような疑問を解決します。
三宅宏実に彼はいるの?結婚は?
まずは三宅宏実選手の雄姿を見てください。
30歳を超えてから険しくなった道のり。けがに苦しむ三宅宏実選手に、五輪メダリストでもある伯父の義信さんは「30歳を超えると、力はあっても、その日、その時、その瞬間に合わせられなくなる」と見ます。それでも磨き抜いた技術は「純米大吟醸」だと表現しました。https://t.co/6BQxqV8QXC
— 毎日新聞 (@mainichi) July 17, 2021
重量挙げだからものすごい形相になるのかと思いきや、こんな重いものを持っても女神のような微笑みをたたえているなんて、なんて素敵。
こんなに女子力の高い三宅宏実選手なのだから、きっと彼がいるに違いない、と思い、SNSなどを調べてみました。
しかし、彼がいるという情報は見つかりませんでした。
素敵な男性と肩を組んでいる写真を発見しましたが、彼ではなくお友達のようです。
結婚しているかも、と思って調査しましたが、結婚しているという情報も見あたりません。
三宅宏実選手は現在独身で、今は恋愛よりも競技に集中しているようです。
三宅宏実選手の家族は?
三宅宏実選手は重量挙げ一家に生まれました。
父はメキシコシティ五輪重量挙げフェザー級で銅メダルの三宅義行で
伯父は五輪重量挙げローマ銀、東京・メキシコシティ五輪共に金の三宅義信。
次兄は重量挙げ男子77kg級で全日本4度の優勝経験を持つ三宅敏博、
長兄も競技経験者で従兄弟の三宅義徳も全日本学生個人選手権優勝経験者です。
音大出身の母の影響で幼い頃からピアノを習い始め、ピアニストになるのが夢だったという三宅宏実選手が重量挙げを始めたきっかけは中学3年生のとき。
シドニー五輪の女子重量挙げに感動し、自分もやってみたい!と強く思うようになったといいます。
自宅の台所で父の三宅義信から基礎を叩き込まれ、練習3か月後で、父が高校1年で挙げた重量と同じ42.5kgを挙げたそうです。
天性の素質があったのですね。
三宅宏実選手は、今までの競技人生を振り返り、「父や伯父、兄の存在があったからこそ、負けないように頑張ってこれた。超えたい、追いつきたい気持ちがあって、ここまで来られた」と語っています。
家族として、競技者として家族が全力で三宅宏実選手を支えてきたことがよくわかります。
そんな三宅宏実選手も、東京オリンピックの1年延期が決まった2020年3月24日は、さすがに涙に暮れました。
確かに、当時のテレビにも、絶望のあまり言葉にならない、というような唖然とした表情で映っていたのをよく覚えています。
1年練習時間が増えたと思って頑張ります、と言っていたパラリンピック選手の笑顔と対照的で心配になりました。
34歳という年齢を考えると、あと1年は長く、気持ちが切れてしまい、2日間は涙が止まらなかったそうです。
「練習をやりたくない」「つらい」「休みたい」とこぼす三宅宏実選手を激励したのは父・三宅義行でした。
「何があるか最後までわからない。今は練習を休ませることはできない。頑張ろう。」と、開催日時も不透明なアジア選手権に向け、まずは練習に行くことから始めます。
父に励まされた三宅宏実選手が練習を始めると、次第に気持ちが変化し、オリンピックの延期はもっともな決断てあると受け入れ、翌年開催も絶対ではないことも覚悟したうえで準備を始めたといいます。
4年に1度のオリンピックに合わせるのは至難の業。
世界選手権で入賞を外したことがない父でさえ、オリンピック出場は1度きりしか叶いませんでした。
絶対的な練習量が足りなかったからと考えた父はミスからの経験を三宅宏実選手への指導に生かします。
まさに親子でつかんだオリンピック出場。
ここまでの道のりは家族なしでは到達できなかったはずです。
三宅宏実選手の出身校と経歴は?
三宅宏実選手の経歴をまとめました。
生年月日 | 1985年 11月 18日 |
---|---|
身長体重 | 147cm 48kg |
出身地 | 埼玉県新座市 |
所属・学歴 | いちご株式会社 法政大学 埼玉栄高校 新座市立第二中学校 |
主な成績 | 2018年全日本選手権大会48kg級優勝 2017年レディースカップ53kg級優勝 2016年リオデジャネイロ五輪48kg級銅メダル 2014年全日本選手権大会53kg級優勝 2012年ロンドン五輪48kg級銀メダル 2008年北京五輪出場 2004年アテネ五輪出場 |
2008年に北京オリンピックへ出場、2012年ロンドンオリンピックでは48kg級で銀メダルを獲得。
しかし、2016年春に腰のヘルニアが発症、現在も治らないままですが、体幹トレーニングや食事を工夫しながら競技を続けています。
三宅宏実選手の東京オリンピックへの意気込み
「自国開催でしか味わえない夢の舞台の可能性」が三宅宏実の心を突き動かした原動力でした。
前回の東京オリンピックで日本選手初の金メダルを獲得した伯父・義信と、自身の東京出場のチャンスに不思議な巡り合わをも感じたといいます。
皆さんに格好良くて逞しい姿を見せられているといいです。
今、つらい思いをしている選手もたくさんいると思いますし、あと1年は長いと引退される選手もいます。
その中で、私はまだ気持ちだけは残っている。
最後は自分自身が楽しんで、生き生きしながら東京五輪に向かいたいです。
https://news.yahoo.co.jp/byline/yanaiyumiko/20200724-00187345
苦しんだからこそ5大会連続出場の重みを感じさせる三宅宏実選手の、最後の舞台での活躍を期待しています!
まとめ
以上、「三宅宏実に彼はいるの?結婚しているの?家族、出身校と経歴も調査!」をご紹介しました。
「今できることを精一杯やる」という言葉が好きという三宅宏実選手。
今何ができて何ができないかをしっかりと考え、その時にできることを精一杯やれば、必ずその後につながると信じているそうです。
三宅宏実選手にとって人生の集大成となる東京オリンピックは、まさにできることを精一杯出し切る舞台。
有終の美を飾ってほしいです!