東京パラリンピック開会式で「片翼の小さな飛行機」を演じた女の子は、和合由依(わごうゆい)さん。
「かわいい!」
「引き込まれる素晴らしいパフォーマンス!」
「演技未経験であの演技は天才!」
と、瞬く間に話題に!
そこで、和合由依さんはどんな人物なのか、和合由依さんの情報とSNS上の反応をまとめてみました。
この記事では
・和合由依さんのSNS上の評判は?
・和合由依さんのどこがスゴイの?
このような疑問を解決します。
パラリンピック開会式「片翼の飛行機」の女の子は和合由依
パラリンピック開会式で主人公の「片翼の小さな飛行機」を演じた和合由依さんは、演技経験のない、都内の中学校に通う13歳です。
演技経験がないのにこの表情!思わず引き込まれます。
#東京パラリンピック の #開会式。パフォーマンスでは 「片翼の小さな飛行機」の物語の主人公を、公募で選ばれた13歳の #和合由依 さんが務めました。
写真特集→https://t.co/HhORLiM1Au#パラリンピック #Paralympics #Tokyo2020 pic.twitter.com/SwMp4RnCMT
— 毎日新聞写真部 (@mainichiphoto) August 24, 2021
パラリンピック開会式で世界中が魅了された和合由依の表現力
和合由依さんは公募のオーディションで約800人もの中から、審査員の満場一致で主役に抜擢されました。
「愛らしい表情や強いまなざしで、審査員の満場一致で大役を任せることを決めました」
「笑顔が素敵で、表現に貪欲な子。彼女にきっと日本中、世界中が魅了される」
総合演出を担当したウォーリー木下氏も絶賛。
東京パラリンピック開会式は、空を飛ぶことを夢見ていながら、片翼しかないことであきらめていた少女が「パラ・エアポート」で仲間たちに支えられ、滑走路を走り始め、風に乗って空へ飛び立つ、というストーリー。
開会式のコンセプト「WE HAVE WINGS(私たちには翼がある)」を演じ上げた和合由依さんに、すっかり魅了されてしまいました。
オーディションで志村けんの「アイーン!」のモノマネも披露
天才的な表現力を持つ和合由依さんの素顔は、活発で明るい中学2年生。
4歳で水泳をはじめ、親の反対を押し切って吹奏楽部に入り、中学校では生徒会役員、応援団も務め、ミュージカル鑑賞が大好きといいます。
好奇心旺盛で、どんなことにもチャレンジするんですね!
オーディションでは小学校から吹いているユーフォニウムで「アメージング・グレイス」を演奏し、途中から歌も歌いました。
審査員からの無茶ぶりで、志村けんの「アイーン!」も披露したとか。
オーディション合格を知ったときは「ぎゃーー!!と飛び跳ねて、寝ていた妹を起こしてしまいました」というほど明るく感情豊かでもあります。
生まれつき左手が思うように動かない自分自身と「片翼の小さな飛行機」がどこか似ている、と感じながらも、
「『片翼の小さな飛行機』には飛ぶ勇気がないのですが、私は“とりあえずやってみよう”というタイプなのでそこは違うと感じています」と、
自分の考えをしっかり持ち、はっきり表現する、頭のよさも持ち合わせています。
パラリンピック開会式はこれが最後。でもここからがわたしのスタート。
和合由依さんが開会式に出演しよう、と思ったきっかけは、ミュージカルで子役として活躍する友だちの影響でした。
友達のミュージカルに「すごく感動した」こと、「今の自分の姿を見てほしい、それが伝えられるチャンスだと思った」からです。
一番力を入れたのは、片翼の飛行機が最後に飛び発つシーン。
あまり動かない左手もうごくほど、懸命に表現しました。
必ず笑顔で終わろうと思っていたのに、戻ってくるときには思わず泣いてしまったという和合由依さん。
「このメンバーとこういう風に演技できるのは最後」
「だけど自分にとってはここからがスタートだと思っていたので、ここからがんばろう、と思いました」
飛行機の翼は和合由依さんにとって勇気。
誰もが「見えないけれど翼をもっている。翼を広げて羽ばたいていく人生、そういうメッセージを皆さんに受け取っていただけたらいいなと思います」
和合由依さんは目を輝かせながらきっぱりと答えていました。
和合由依のSNS上の評判は?
和合由依さんの感情あふれる表情に、SNS上は大絶賛の嵐!
乙武洋匡さんも感涙!
開会式の演出が素晴らしすぎて泣いている。
飛べない、と思っていたら、いつまでも飛べない。
飛んでみたい、そう思う気持ちが大事なんだ。#Tokyo2020 #Paralympics #asahi_olympics https://t.co/g32x9oRGgP
— 乙武洋匡 (@h_ototake) August 24, 2021
かわいい!映画に出てほしい!という声も。
https://twitter.com/kanta13jp1/status/1430166118967169031
https://twitter.com/Chika_A_Maragi/status/1430166896557666312
和合由依のどこがスゴイの?
先天性の羊膜索症候群と先天性多関節拘縮症候群による上肢下肢機能障を持ち、左腕が自由に動かない和合由依さん。
滑走路を走り飛び立つシーンのためにトレーニングを積み、半年間の特訓中には背中を痛めることもありました。
それでもチャレンジ精神旺盛な和合由依さんは訓練を重ね、見事、手動の車いすを片手でこぎ20メートルを走り抜きました。
「家族や介助者、先生、お世話になった人に、今こんなに活躍しているんだと自分の姿を見せたかった」という気持ちで臨んだ舞台。
練習すべてが「楽しかった」と語る和合由依さんは、「まわりのパフォーマーの方たちを見て感動することも多くて、自分がその場にいられるってすごいことだなとワクワクしていました。そういう人たちと今回出会えたことは奇跡だと思うから、大切にしたい」と感謝の気持ちも。
「出会いが奇跡」といえるところがスゴイですね。
開会式で演出の主役「片翼の小さな飛行機」を演じた13歳の和合由依さん。「学校の先生や家族に頑張っている姿を見せたい」とキャストのオーディションに応募した。#Tokyo2020 #パラリンピック
■「片翼の小さな飛行機」、主人公は13歳https://t.co/SsRz3nNF4G pic.twitter.com/Lq7lv6pr1h
— 読売新聞~SportsTheMoments~ (@YomiMoments) August 24, 2021
まとめ
以上、「【パラリンピック開会式】片翼の飛行機の女の子・和合由依の素顔は?」をお伝えしました。
開会式の2日後のインタビューで、「少しホッとしています。」という和合由依さん。
「自分では納得のいくところがすごく多かったので、ほんとに無事に終えられてよかったと思っています」と、充実感でいっぱいの様子です。
東京五輪・パラリンピック組織委員会担当者によれば、大役を果たした和合由依さんは、開会式の演技の後、キャストに囲まれ、おえつをするほど号泣していたそうです。
お父さんが泣いている由依ちゃんを抱きしめていたとか。
きっと、様々な感情があふれ出たのでしょうね。
誰もが「飛べる」と思える瞬間をもらいました。和合由依さん、ありがとう!
【参考文献】
・日テレNEWS「【パラ開会式】”片翼の飛行機”演じた和合由依さんが伝えたかったこと」2021/8/26
https://www.youtube.com/watch?v=wGmescWduLU
・日刊スポーツ「13歳和合由依さん難役みごと全う『号泣していました』組織委担当者明かす」
https://www.nikkansports.com/olympic/tokyo2020/paralympic/news/202108250000023.html
・スポーツ報知「『片翼の小さな飛行機』は演技未経験の13歳和合由依さん 東京パラ開会式で表情豊かに演じきる」2021/8/25
https://hochi.news/articles/20210825-OHT1T51005.html
・スポーツ報知「【開会式】片翼の飛行機演じた…13歳和合由依さん 車いすこぎ「パラ・エアポート」から羽ばたく」2021/8/25
https://hochi.news/articles/20210825-OHT1T51000.html
・読売新聞オンライン「パラ開会式で飛び立つ『片翼の小さな飛行機』、主人公は13歳」2021/8/24
https://www.yomiuri.co.jp/olympic/paralympic2020/20210824-OYT1T50141/
・スポニチアネックス「パラ開会式 13歳の和合由依さん『今の自分を見てほしい』『片翼の小さな飛行機』物語の主人公務める」2021/8/24
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2021/08/24/kiji/20210824s00041000612000c.html