こんにちは!
野鳥大好き!バードウォッチング大好き!のツグミです。
野鳥観察へ行くとき、初心者バードウォッチャーなら何を持って行けばよいか悩みますよね。
初心者がバードウォッチングへ持っていく持ち物は決まっています。
野鳥観察にこれだけ持っていけば大丈夫!これは便利!という持ち物をご紹介します。
野鳥観察の持ち物はコレ!初心者が忘れちゃいけない3つの必需品
あちこち歩きまわる野鳥観察の持ち物は、できるだけ少なく軽いのが理想です。でも、双眼鏡・フィールドノート・図鑑の3つは野鳥観察に欠かせません。
双眼鏡
まず忘れてはならないのが双眼鏡。驚異的な視力がない限り、双眼鏡なしで遠くの小さい野鳥を観察するのは至難の業です。忘れずに持っていきましょう。 高価な双眼鏡でなくても大丈夫。私が持っている、一番価格の低いスポーツ観戦用の双眼鏡でも、野鳥観察を楽しめますよ。
もっとよく見える双眼鏡が欲しくなったら、購入する前に、まわりのバードウォッチャーから情報を集めるとよいでしょう。 日本野鳥の会「双眼鏡の選び方」
実を言うと、私は初心者1年目は双眼鏡なしでバードウォッチングをしていました。日本野鳥の会の「ビギナー探鳥会」なら、双眼鏡を貸してもらえるので、双眼鏡なしでも野鳥観察ができるんです!しかも何種類かの双眼鏡を試すことができ、使い方も丁寧に教えてもらえますよ! 日本野鳥の会 「初心者向けバードウォッチングのご案内」
フィールドノート
フィールドノートもバードウォッチングの必需品です。いつ、どこで、どんな野鳥に出会ったかの記録をとることで、多くの野鳥の名前を覚え、見わけがつくようになります。
自分の目で実際に観察する野鳥は、動画や図鑑の野鳥とは別物。さえずりからしぐさまで、想像とまるで違うことも少なくありません。まさに百聞は一見に如かず。あなたが見た、聞いたままを書いてみましょう。
自由に記載できるまっさらなノートでもよいかもしれませんが、あらかじめ野鳥の名前が書いてある観察ノートなら便利です。私は日本野鳥の会の地元の支部制作のフィールドノートを愛用しています。地元でよく確認できる野鳥名が記載されていて、いつ、どこで、どんな野鳥を観察したのか、一目でわかりますよ。
図鑑
見つけた野鳥を目の前にして名前がわかったときは、感激もひとしお。そんな感激を味わうためにも、図鑑はバードウォッチングの必需品です。持ち運びに便利な図鑑を持っていきましょう。
私は、地元の日本野鳥の会栃木支部の作成した「栃木の野鳥図鑑」を愛用しています。希少種以外、見られる時期や場所など地元ならではの情報が充実し、実用的。地元のバードウォッチャーの長年の経験が詰まった、とっても有益な情報が満載です。写真もきれいでオススメですよ。
野鳥観察を記録に残そう!初心者に便利なアイテム3選
バードウォッチングを始めると、野鳥に出会った瞬間を残しておきたい!と思うはず。自分の記録として、野鳥生息のデータとして、ぜひ観察記録を残しておきましょう。ここでは記録を残すために便利なアイテム3つ、カメラ・ビデオカメラ・スマートフォンを紹介します。
カメラ
野鳥の美しい姿を映した写真はいつまで眺めていても飽きませんよね。野鳥は警戒心が強いので、望遠レンズを取りつけたカメラがあると遠くからでもきれいに撮れます。
念願のカメラを手にしたら、野鳥撮影のマナーも忘れずに確認しておきましょう。近頃は野鳥撮影家が多く、マナーが問題になっているのも事実です。野鳥と環境のためにも、しっかりマナーを守りたいですね。
ビデオカメラ
動画を撮影しておくと野鳥の動きや鳴き声も記録できます。野鳥の生態と行動がよくわかりますし、貴重なデータにもなります。スロー再生やコマ送りを使えば、速くてとらえきれない翼の動きも、ある程度把握できます。
撮影した動画を繰り返し観ることで、それぞれの野鳥の動きやさえずり、地鳴きを覚えることができます。動きや鳴き声を覚えておくと、バードウォッチングの時、見つけた野鳥が遠くにいても、種の見わけがつくようになりますよ。
スマートフォン
とは言っても、バードウォッチング用の望遠レンズつきカメラやビデオカメラは、初心者にはなかなか手が届きませんよね。でも大丈夫。スマートフォンでも楽しく記録をとることができますよ!スマートフォンは性能がよいので、録音も撮影もきれいにできます。カメラのズーム機能を使えば少し遠くにいる鳥も撮影できます。
野鳥観察に便利!持っててよかった意外なもの
野鳥観察の必需品は、双眼鏡・フィールドノート・図鑑、そしてカメラ・ビデオカメラ・スマートフォンという事がわかりましたね。実は他にも持って行くとオススメのものがあるんです。バードウォッチング歴4年のツグミが、野鳥観察へ持って行ってよかった意外なものを紹介しますね!
虫よけ対策品と救急用品
春から秋にかけてのバードウォッチングに欠かせないのが虫よけ対策品と救急用品です。
虫に刺されてしまうと、かゆみで野鳥観察に集中できないばかりか、虫の種類によっては痛みや腫れをともなうこともあります。また、街中の公園でも、思わぬ場所で転んだりして怪我をする可能性もあります。
- 虫よけスプレー 軽くて小さい携帯サイズがあると便利。
- 虫よけパッチ 帽子や衣服に貼れるシールタイプのパッチ。肌へ直接のスプレーが苦手な方には便利。
- 虫よけリング 腕や足首につけます。何度でも繰り返し使えるものもあります。
- ヒルよけスプレー 山へ入るならヒルよけも。衣服や靴にスプレーします。
- かゆみ止めや虫さされの薬 さされた時のために持っていると安心。
- 救急用品 消毒液、大小絆創膏、ガーゼなど。転んだり木の枝で切ったりしたときの処置に便利。
- 水のペットボトル 飲料用にはもちろん、もしものときに、傷口を洗い流せます。
落とし物対策
水辺へバードウォッチングに行くときに欠かせないのが、落下防止アイテム。
水中や泥の中に落としてしまったらたいへんなスマホは、ネックストラップやキーホルダーリールを活用し、あらかじめ鞄などとつなげておきましょう。防水カバーもつけておくと安心ですね。
また、小物をすぐに出せるよう、ポケットのたくさんついたベストを着るのも便利です。私のまわりの鳥仲間にも、ポケットたくさんベストを着ている方をよく見かけますよ。
お菓子・飲み物とレジャーシート
持って行って大活躍なのが、ちょっとしたお菓子。一口サイズのチョコレートやクッキーは、疲れたときに口に入れると元気になります。少し多めに持っていき、探鳥会で会ったバードウォッチャーに勧めると、仲良しになれたりもします。子連れバードウォッチングでは、子どもが飽きたときに大助かり。
レジャーシートを持っていけば、座って休憩することもできます。少し重いかもしれませんが、寒いときは、温かい飲み物を保温水筒に入れ、疲れたときに飲むと元気になりますよ。
【番外編】虫ケース、紙袋、ポリ袋
私がバードウォッチングへ行くときは、必ず虫ケース・紙袋・ポリ袋を持っていきます。野鳥観察中に、思いがけないお宝を発見することがあるからです。
私にとって、お宝とは、昆虫やキノコ、両生類などの生き物。鳥以外の生き物も好きな私は、どんなチャンスも逃しません。バードウォッチングをしてきた4年間で、初めてカマキリモドキに出会ったり、あれだけ探して見つからなかったナナフシを見つけたり、ストラディヴァリウスのように美しいカブトムシを発見したりしました。意外な出会いもありますので、鳥以外の生き物も好きであれば、ぜひ持って行くべきです!
秋なら、きれいな落ち葉やドングリを拾っても楽しいですね。
まとめ
野鳥観察に欠かせない持ち物がわかりましたね。これだけそろえば初心者のあなたも大丈夫。バードウォッチングを楽しめるはずです!
- 双眼鏡・フィールドノート・図鑑 は忘れずに!
- 記録に残すためにはカメラ・ビデオカメラ・スマートフォン
- 落下防止にはネックストラップ・キーホルダーリール・防水カバー・ポケットのたくさんついたベスト
- お菓子・レジャーシート・暖かい飲み物で鳥仲間と仲良しに。
- 鳥以外にも好きなものがあるなら虫ケース・紙袋・ポリ袋