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東京オリンピック・パラリンピック

藤井美穂の家族は?パラリンピック自転車選手の出身校や経歴を調査

東京パラリンピックの自転車代表の藤井美穂(ふじいみほ)選手。

目覚ましい成長を見せている勢いのある選手です。

この記事では

ツグミ
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・藤井美穂選手の家族は?
・藤井美穂選手の出身校と経歴は?
・藤井美穂選手のどこがスゴイの?

このような疑問を解決します。

藤井美穂がかわいい!パラリンピック自転車選手の私服姿の画像も東京パラリンピックでメダル獲得への期待が高い自転車代表の藤井美穂(ふじいみほ)選手。 実力はもちろん、とってもかわいい!と話題に。...

 

藤井美穂選手の家族

藤井美穂選手の家族についてわかっているのは、母親の由美子さんがいること、瑠美さんという妹さんがいたことです。

双子で生まれてくるはずの妹が胎内で亡くなり、自身も右大腿が壊死した状態で出産予定より2ヵ月以上早く生まれた藤井美穂選手。

生きるために生後10日で右足を切断しました。

小学4年のとき、母親の由美子さんに言われた「やってできないことは仕方ないけど、やらずにできないと諦めるのは違う」が、そのまま藤井美穂選手の人生訓になっているそうです。

 

藤井美穂選手の出身校と経歴

藤井美穂選手の出身校と経歴をまとめました。

生年月日1994年 10月 31日
身長体重164cm 50kg
出身地茨城県水戸市
所属・学歴楽天ソシオビジネス
鉄道弘済会
大成女子高等学校 家政科
水戸市立双葉台中学校
主な成績2018年UCIパラサイクリングトラック世界選手権(ブラジル)
3km個人パーシュート 7位
2018年全日本選手権ロードタイムトライアル(石川)
ロード・タイムトライアル(WC1-5) 2位
2018年UCIパラサイクリングロード世界選手権(イタリア)
ロード・タイムトライアル 6位
ロードレース 7位
2018年アジアパラ競技大会(インドネシア)
500mタイムトライアル(WC1-2-3) 3位
3000m個人パシュー(WC1-2-3)3位

 

パラリンピックにあこがれた小学生時代

藤井美穂選手は、鬼ごっこで走りにくいから、と義足を外し、左足で飛び跳ねて生活するほど活発な小学生でした。

どうしても鉄棒がうまくできなかった小学生のとき。

できなくてもいい。でも、もう一度だけチャレンジしてみよう」という母の言葉に、あきらめずに練習した藤井美穂選手。

小学校5年生のときには、パラリンピックで車いすテニスをする外国の女性選手をテレビで見て、「いつか自分も出たい」と思うようになります。

「ヘルスエンジェルス」で陸上に出会った双葉台中学時代

テニスでのパラリンピック出場をあこがれていた藤井美穂選手は、中学でテニスをはじめますが、前後左右の動きについていけず断念、卓球部に入ります。

ツグミ
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藤井美穂選手は卓球の大会で1勝できたこともあったんですって!

中学3年の夏休みからは、足を切断した人を中心としたスポーツクラブ「ヘルスエンジェルス」で陸上を始め、片足大腿切断のクラスで走り高跳び1メートル39センチの日本記録を樹立。

ただ、片足大腿切断のクラスで走り高跳びはライバルが不在、パラリンピック非実施種目でした。

自転車との出会い

自転車との出会いは2014年5月、19歳のとき、義肢装具士である斎藤拓さんに勧められ、体験会へ行ったことがきっかけでした。

斎藤拓さんは北京からリオまで3大会連続のメダリストである藤田征樹選手の義足をつくっている方です。

藤井美穂選手には自転車で伸びる素質がある、と直感したのかもしれません。

藤井美穂選手はそのまま翌6月の国内大会、7月にはスペインでのワールドカップに出場。

気温40度を超える過酷な条件で、64キロを見事完走します。

ロードから短距離への転向

2019年4月、国際大会でも活躍した沼部早紀子さんがパラサイクリング協会のヘッドコーチに就任すると、直感で藤井美穂選手のロードから短距離への転向を決めます。

バネも瞬発力もある藤井は持久系でなく短距離向き、という沼部早紀子ヘッドコーチの狙いどおり、藤井美穂選手はめきめきと伸び、パラリンピックでメダル獲得が見えるくらいの成長を見せてきました。

実はロードが好きではなかった藤井美穂選手も500mに集中できることに安堵。

練習しただけスピードやタイムが伸び、進歩しているのが見えるのがうれしいといいます。

リオでの悔しさが成長の原動力に

リオパラリンピックでは日本に出場2枠があったものの、派遣されたのは1枠で、2番手の藤井美穂選手の出場は見送られました。

実力がなかったから派遣されなかったことを自覚した藤井美穂選手は、東京オリンピックへ向け、練習に励む毎日。

笑顔でいると筋肉が緊張せず、身体パフォーマンスにもよい、と社内のコンビニでの勤務にも笑顔を絶やさず、「店内にアスリート社員がいると雰囲気が和らぐ」と好評。

「体幹を鍛え、自転車に慣れればメダルのチャンスはある」と、日本パラサイクリング連盟の権丈泰巳(けんじょうたいし)理事長も藤井美穂選手の長い手脚と根性に可能性を見出しています。

 

藤井美穂選手のココがスゴイ!

藤井美穂選手のスゴイところは、底抜けに明るく根性があり、陸上競技で日本記録を持つ実力を備えた選手であること。

そして、若い世代に人気があることです。

天真爛漫、天性の明るさと並外れた根性

藤井美穂選手のスゴイところは、なんといっても天真爛漫なところ。

底抜けに明るく、並外れた根性を持ち合わせています。

自転車を始めてわずか2か月後、スペインのワールドカップに出場し、気温40度の中67キロを完走してしまうなんて、ふつうの根性ではできません。

しかも、レース16キロ手前の下り坂でスピードを出し過ぎ転倒し、右の頬や顎から血にじませながらゴールします。

ゴール後、藤井美穂選手が口にした言葉は、

最近のファンデーション、いいやつあるんで大丈夫です

これには日本パラサイクリング連盟の権丈泰巳(けんじょうたいし)理事長も絶句したといいます。

なんて明るくステキな選手なんでしょう。

陸上競技の日本記録保持者

藤井美穂選手は、陸上競技の片足大腿切断クラスでは、走り高跳び1m39cmの日本記録保持者です。

しかも、中学3年のときにとった記録なんです。

中学生のときからずば抜けた身体能力を持っていたのですね。

若い世代への大きい影響力

義足モデルとしてファッションショー「切断ヴィーナス」へも出演したことがある藤井美穂選手。

若い世代への影響力も絶大です。

2012年8月、日本テレビ系「24時間テレビ35愛は地球を救う」で、屋久島登山に挑戦した姿に心を動かされた方も多いのではないでしょうか。

藤井美穂選手の姿を見ていると、元気が出てきて、今日もがんばろう、という気持ちがわいてきますね。

 

まとめ

以上、「藤井美穂の家族は?パラリンピック自転車選手の出身校や経歴を調査」をご紹介しました。

明るく元気いっぱいの藤井美穂選手。

生まれてこられなかった妹の分まで私は生きている。妹のためにも頑張る」と意気込みます。

メダル獲得を期待しています!

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【参考文献】
・水戸市立双葉台中学校「『諦めなければ,夢ががかなう』 パラリンピック日本代表 藤井美穂選手」2021/8/10
http://www.magokoro.ed.jp/hutabadai-j/viewer/blog.html?id=1473
・静岡県「東京2020オリパラ情報 藤井美穂選手(C2クラス)インタビュー」2021/7/16

https://shizu2020.pref.shizuoka.jp/para/fujii.html
・楽天ソシオビジネス「アスリートのチャレンジ 自転車競技」
https://corp.rakuten.co.jp/socio/environment/athlete.html#
・おにおにチャンネル「日本パラサイクリング連盟 藤井美穂選手にインタビューしてみた」2020/08/07


・けいりんマルシェ「KEIRIN報知 ふたり分の夢駆けて 東京パラ五輪へ奮闘中」2019/12/26
https://keirin-marche.jp/enjoy/special/keirinhochi04/
・プレスポーツ「東京パラでみんなに喜んでもらえる選手になりたい…藤井美穂」2019/11/23
https://pressports.com/2019/11/23/2020tokyo-paralympic-fujiimiho/
・プレスポーツ「パラサイクリスト藤井美穂…2020東京は自転車競技の全種目に出たい」2018/6/5
https://pressports.com/2018/06/05/%e3%83%91%e3%83%a9%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%82%af%e3%83%aa%e3%82%b9%e3%83%88%e8%97%a4%e4%ba%95%e7%be%8e%e7%a9%822020%e6%9d%b1%e4%ba%ac%e3%81%af%e8%87%aa%e8%bb%a2%e8%bb%8a%e7%ab%b6%e6%8a%80/
・スポニチアネックス「パラ・アスリートの軌跡 ~障がい者スポーツ~ 生後10日で右足失った藤井美穂 自転車挑戦『きのうの自分に勝ちたい』」2015/3/5
https://www.sponichi.co.jp/sports/yomimono/palasports/kiji/K20150305013901540.html
・オリコンニュース「『24時間テレビ』嵐・相葉、登山に挑む少女を全力サポート 史上初の屋久島登山生中継も」2012/7/16
https://www.oricon.co.jp/news/2014386/full/

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